Cotolilia（ことりりあ）のお誕生日に、花の妖精たちが集まってくれましたが、妖精たちが帰った後、辺りには小さな黒いツブツブしたものがあちこちに散らばっていました。

もしかして。お花の妖精が残していった種ではないかと土にまいてみたところ・・・
やっぱり。
かわいい緑がすくすく育ち始めました。
育った緑をみながら、Cotoliliaはあることを思いつきました。

「そうだ。お祝いをしてもらったお礼に、今度は私がこの緑たちを、他のだれかにプレゼントしよう！」
Cotoliliaの思いを聞いて、せっかくなら、と、makiLiliaは緑をラッピングしました。
「これなら喜んでもらえるかな！」



Cotoliliaは、早速、人間の格好をして街に出掛けます。



大丈夫かしら、と、makiLiliaも一緒についていきました。



小人のCotoliliaは、たいていの人より小さいので、それだけで 「まぁかわいらしい」と笑いかけてもらえます。
そうやって笑いかけてくれた人に、一つずつ持っていた緑をプレゼントしました。





すると、みんなますます笑顔になります。








・・・！？
プレゼントってなんだか楽しい・・・！





「これから毎月10日はプレゼントをするよ。
幸せを、みんなと生きるの。」

どこか誇らしそうに、Cotoliliaはにっこり笑いました。


つづく。

ーーー　☆　ーーー

ということで、小人に笑いかけてくれた人への街なかゲリラ・プチプレゼントは大成功◎

みんな喜んでくれたし、笑顔でありがとうと言ってもらえることが嬉しかったのか、だんだん、歩いてるお姉さんに自ら近寄っていき積極的に渡しにいってました。笑

今後も、おおかたは鹿児島で、毎月10日にはプチプレゼントを持った小人が出没しまーす◎