2011-07-10
二本の手

今年もメドゥサン・デュ・モンド ジャポン(世界の医療団)のチャリティパーティにいってきた。



「金のフライパン」のお菓子をもらいました。



なんだか行く度、人が増え、熱気がましていくこのイベント。
参加費は全額、東北での支援活動にあてられるのだけれど、
今年から3万円にあがり、けっして少ない金額ではないのに、
これだけの人が集まるって、、世界は進化しているのだなぁ。と実感する。



来ている人も、協賛の人も、自分ではないだれかのために気持ちよくサービスやお金を差し出し、
自分たちも楽しいひとときをすごすことができるチャリティイベントの見本。


これからますます、個人が思う「自分」はその枠を超え、
自分を含む周囲(まわり)も一緒に幸せになることが、
本当の充足感をもたらすようになっていくように思う。


と、書いていると、一つとてもすきな詩を思い出した。


私が大好きな女優さん、オードリー・ヘプバーンが、息子さんたちに読み聞かせたという
サム・レヴソン(Sam Levenson)の詩。


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美しい唇のためには 美しい言葉を話すこと


美しい目のためには、他人の美点を探すこと


スリムな体型のためには、おなかをすかせた人に食べ物を分け与えること


美しい髪のためには、一日に一度 子供に指で梳いてもらうこと


平静のためには、決して一人ではないと知り 歩くこと




人々こそ、物以上に、修復され、更新され、生き返らされ、


改善され、救済され続けなければならない


何人をも、決して見捨ててはならない




自分が助けを求め手を伸ばすとき


その手に先に必ずだれかの手があることを忘れないように




年をとると あなたには二本の手があることに気づくでしょう


一本は自分を助けるため


もう一本は他人を助けるために

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「周囲に優しく」とはよくいうけれど、
「自分」もきちんと含めているところが好きです。


人って案外、自分に厳しく、一番優しくできなかったりするものだから。


*あってるかわからないけど、しっくりくる日本語訳がなかったため、
ちょっと日本語は編集してます。

原文はこちら↓

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For attractive lips, speak words of kindness.

For lovely eyes, seek out the good in people.

For a slim figure, share your food with the hungry.

For beautiful hair, let a child run his fingers through it once a day.

For poise, walk with the knowledge you’ll never walk alone ...

People, even more than things, have to be restored, renewed, revived,

reclaimed and redeemed and redeemed ...

Never throw out anybody.

Remember, if you ever need a helping hand,

you’ll find one at the end of your arm.

As you grow older you will discover that you have two hands.

One for helping yourself, the other for helping others.


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何度読んでも美しい。。。



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